短歌厚木水甕 澪の会

神奈川県厚木市の短歌会「澪の会」のブログです

*各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見をブログ管理人(畠山)が独自にまとめたものです。各歌の著作権は各作者にあり、ブログ内で例として挙げた歌で著者名を記していないものの著作権は私(畠山)にありますので、そのまま真似してどこかに投稿したりは絶対にしないでくださいね。尚、「こう直したらどうでしょう・こんな感じに歌ってみたらどうでしょう」として書いている歌はその歌の原作者様(各歌の()内の名前の方)に著作権があるものとします。

歌会報

◆歌会報 2024年3月 (その2)

◆歌会報 2024年3月 (その2) 第142回(2024/3/15) 澪の会詠草(その2) 14・「感謝」とか不穏な言葉の置き土産夜逃げのようにある日突然(山本) 「感謝」などと言いながらもある日突然夜逃げのように作者の元から離れてしまった知人がいたということ…

◆歌会報 2024年3月 (その1)

◆歌会報 2024年3月 (その1) 第142回(2024/3/15) 澪の会詠草(その1) 1・「友達になって下さい」Gパンの教授は熱く成果を語り(山本) まずこの「友達になって下さい」というセリフは誰が誰に言ったものなのか。多分ジーパンの教授が言ったものだ…

◆歌会報 2024年2月 (その2)

◆歌会報 2024年2月 (その2) 第141回(2024/2/16) 澪の会詠草(その2) 13・お薬師へお供の愛甲三郎は正室に恨まれ館焼かれる(戸塚) これも一首目と同じで知識の報告だけで三十一音がいっぱいになってしまい、作者の感情が入る余地が無くなってしま…

◆歌会報 2024年2月 (その1)

◆歌会報 2024年2月 (その1) 第141回(2024/2/16) 澪の会詠草(その1) 1・側室は頼朝の子を身籠りて日向薬師へ安産祈願(戸塚) 意味は分かるのですが、パンフレットの一文を読み上げたようで、報告だけで終わってしまっているため作者の感情が分か…

◆歌会報 2024年1月 (その2)

第140回(2024/1/19) 澪の会詠草(その2) 13・よりによりお元日です震度七テレビ画面は突如暗転(山本) 本当に今回の地震、「よりによって元日に!」という気持ちが強い人は多いのではないでしょうか。 もちろん大地震が起きてもいい日なんてあるわけ…

◆歌会報 2024年1月 (その1)

第140回(2024/1/19) 澪の会詠草(その1) 1・新年の初荷寿ぐ半世紀静かに一歩商道という(山本) 新年の初荷を祝う半世紀。静かに一歩ずつ商いの道をゆく。ということでしょうか。「一歩」とあるので「商道という」ではなく「商道をゆく」ではないでし…

◆歌会報 2023年12月 (その2)

◆歌会報 2023年12月 (その2) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見をブログ管理人(畠山)が独自にまとめたものです。各歌の著作権は各作者にあり、ブログ内で例として挙げた歌で著者名を記していないものの著作権は私(畠山)にありますので、その…

◆歌会報 2023年12月 (その1)

◆歌会報 2023年12月 (その1) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見をブログ管理人(畠山)が独自にまとめたものです。各歌の著作権は各作者にあり、ブログ内で例として挙げた歌で著者名を記していないものの著作権は私(畠山)にありますので、その…

◆歌会報 2023年11月 (その2)

◆歌会報 2023年11月 (その2) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見をブログ管理人(畠山)が独自にまとめたものです。各歌の著作権は各作者にあり、ブログ内で例として挙げた歌で著者名を記していないものの著作権は私(畠山)にありますので、その…

◆歌会報 2023年11月 (その1)

◆歌会報 2023年11月 (その1) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見をブログ管理人(畠山)が独自にまとめたものです。各歌の著作権は各作者にあり、ブログ内で例として挙げた歌で著者名を記していないものの著作権は私(畠山)にありますので、その…

◆歌会報 2023年9月 (その2)

◆歌会報 2023年9月 (その2) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見をブログ管理人(畠山)が独自にまとめたものです。各歌の著作権は各作者にあり、ブログ内で例として挙げた歌で著者名を記していないものの著作権は私(畠山)にありますので、そのま…

◆歌会報 2023年9月 (その1)

◆歌会報 2023年9月 (その1) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見をブログ管理人(畠山)が独自にまとめたものです。各歌の著作権は各作者にあり、ブログ内で例として挙げた歌で著者名を記していないものの著作権は私(畠山)にありますので、そのま…

◆歌会報 2023年8月 (その2)

◆歌会報 2023年8月 (その2) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見をブログ管理人(畠山)が独自にまとめたものです。各歌の著作権は各作者にあり、ブログ内で例として挙げた歌で著者名を記していないものの著作権は私(畠山)にありますので、そのま…

◆歌会報 2023年8月 (その1)

◆歌会報 2023年8月 (その1) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見をブログ管理人(畠山)が独自にまとめたものです。各歌の著作権は各作者にあり、ブログ内で例として挙げた歌で著者名を記していないものの著作権は私(畠山)にありますので、そのま…

◆歌会報 2023年7月 (その2)

◆歌会報 2023年7月 (その2) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見を畠山が独自にまとめたものです。 第134回(2023/07/21) 澪の会詠草(その2) 13・夕月夜義母を惜しみて濃紫トルコキキョウのはらりと揺れて(山本) 月がかかっている夕方、義…

◆歌会報 2023年7月 (その1)

◆歌会報 2023年7月 (その1) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見を畠山が独自にまとめたものです。 第134回(2023/07/21) 澪の会詠草(その1) 1・紫陽花も雨こそ似合え花しょうぶうちひし枯れて梅雨はいずこへ(小夜) 紫陽花も雨こそが似合…

◆歌会報 2023年5月 (その2)

◆歌会報 2023年5月 (その2) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見を畠山が独自にまとめたものです。 第132回(2023/05/19) 澪の会詠草(その2) 13・長野から実家の種をお取り寄せ恥ずかしそうに菜の花咲いた(山本) 長野の実家からわざわざ種…

◆歌会報 2023年5月 (その1)

◆歌会報 2023年5月 (その1) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見を畠山が独自にまとめたものです。今月は第三金曜日が早め(19日)だったので「余裕、余裕」とだらだらしていたら、あっという間に月末になってしまい慌てて書きました。すいません。…

◆歌会報 2023年4月 (その2)

◆歌会報 2023年4月 (その2) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見を畠山が独自にまとめたものです。 第131回(2023/04/21) 澪の会詠草(その2) 13・夫(パパ)なんか忘れてしまえ青い空水上ジェット若き男と(山本) なかなかに冒険的な表現の歌…

◆歌会報 2023年4月 (その1)

◆歌会報 2023年4月 (その1) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見を畠山が独自にまとめたものです。 第131回(2023/04/21) 澪の会詠草(その1) 1・いつの日かキエフ・ロシアに作りたい無人売店は平和の象徴(山本) 性善説と信頼の上に成り立…

◆歌会報 2023年3月 (その2)

◆歌会報 2023年3月 (その2) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見を畠山が独自にまとめたものです。 第130回(2023/03/17) 澪の会詠草(その2) 14・「アマゾン」って知ってるゥ若者に七十九歳負けていられぬ(山本) 「アマゾンって知ってるゥ…

◆歌会報 2023年3月 (その1)

◆歌会報 2023年3月 (その1) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見を畠山が独自にまとめたものです。 第130回(2023/03/17) 澪の会詠草(その1) 1・いつ聞くも胸熱くなり「花は咲く」漆黒の里時又流れ(山本) 「花は咲く」は東北大震災の復興…

◆歌会報 2023年2月 (その2)

◆歌会報 2023年2月 (その2) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見を畠山が独自にまとめたものです。 第129回(2023/02/17) 澪の会詠草(その2) 14・デザートのマンゴープリン食べながら甘さも量も亡夫(きみ)に程良き(山本) デザートのマンゴ…

◆歌会報 2023年2月 (その1)

◆歌会報 2023年2月 (その1) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見を畠山が独自にまとめたものです。 第129回(2023/02/17) 澪の会詠草(その1) 1・さああなたさあ逝きましょう白き箱君を抱擁納骨の朝(山本) 「さああなたさあ逝きましょう」…

◆歌会報 2023年1月 (その1)

◆歌会報 2023年1月 (その1) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見を畠山が独自にまとめたものです。 第128回(2023/01/20) 澪の会詠草(その1) 1・友からの思いがけないプレゼントすまし顔した真白の兎(栗田) 友達から思いがけずにもらった…

◆歌会報 2022年12月 (その2)

◆歌会報 2022年12月 (その2) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見を畠山が独自にまとめたものです。 第127回(2022/12/16) 澪の会詠草(その2) 14・箱根路の雪冠なしの黒い富士富士山ではない富士を眺める(小夜) 箱根路に見た雪冠なしの黒…

◆歌会報 2022年12月 (その1)

◆歌会報 2022年12月 (その1) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見を畠山が独自にまとめたものです。 第127回(2022/12/16) 澪の会詠草(その1) 1・花の香を虜にさせる金木犀二代スターの名こそ誇りて(小夜) 花の香「の」虜にさせる金木犀、…

◆歌会報 2022年11月 (その2)

◆歌会報 2022年11月 (その2) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見を畠山が独自にまとめたものです。 第126回(2022/11/18) 澪の会詠草(その2) 12・うたた寝の近く遠のく鋏の音三十年の柿の木よさらば(大塚) 三十年共に暮らしてきた柿の木…

◆歌会報 2022年11月 (その1)

◆歌会報 2022年11月 (その1) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見を畠山が独自にまとめたものです。 第126回(2022/11/18) 澪の会詠草(その1) 1・干し柿の甘みに惹かれもくもくと背を丸め二人皮を剥きし日よ(大塚) 亡くなられたご主人との…

◆歌会報 2022年10月 (その2)

◆歌会報 2022年10月 (その2) *各評は講師の砂田や会の皆様から出た意見を畠山が独自にまとめたものです。 第125回(2022/10/21) 澪の会詠草(その2) 14・頼朝の狩りのお伴に選ばれた弓の名手は郷土の宝(戸塚) 最初は「為朝?」と思ったのですが…